ウォーターサーバーの解約を決めたあと、意外と情報が少ないのが「そのあとどうなるのか」という部分です。サーバー本体は返さなければならないのか、誰が運ぶのか、費用はかかるのか。申し込みのときには説明されないことも多い項目です。
この記事では、解約を決めてから実際にサーバーが家からなくなるまでの流れと、その過程で発生しやすい費用や手間を整理します。
解約から返却までのおおまかな流れ
サービスによって細部は異なりますが、おおむね次の順序で進みます。
- サポート窓口またはマイページから解約を申し出る
- 最終の配送日と、残っている水の扱いを確認する
- サーバー本体の引き取り日を調整する
- 本体の水を抜き、指定された状態にしておく
- 業者が引き取りに来る、または集荷を依頼する
- 最終請求の内容を確認する
注意したいのは、解約を申し出た日がそのまま契約終了日になるとは限らない点です。締め日の関係で、翌月分の料金が発生することもあります。
返却にかかる費用
本体の返却に費用がかかるかどうかは、サービスによって異なります。当サイトのランキングページで比較しているなかにも、返却手数料が設定されているサービスがあります。
解約金とは別に返却費用が発生する場合、想定より総額が増えることになります。解約を検討する段階で、次の3つを分けて確認しておくと計算を間違えません。
- 最低利用期間内かどうか、期間内解約の金額はいくらか
- 本体の返却費用がかかるかどうか
- 最終月の料金が日割りになるか、満額かかるか
解約金の相場はウォーターサーバーの解約金はいくら?相場と回避のポイントで、無料になる条件は別記事で扱っています。
返却前にやっておくこと
引き取り日までに、本体を指定された状態にしておく必要があります。一般的には、次のような準備が求められます。
- 電源を抜き、しばらく置いて内部の温度を常温に戻す
- 冷水・温水タンクの水を抜く
- 水受けトレイの水を捨てて洗う
- 宅配水の場合、使いかけのボトルを外す
- 付属品(説明書や部品)をそろえておく
水抜きの手順は機種によって異なり、時間がかかることもあります。引き取り日の前日には作業を始めておくと安心です。具体的な方法は取扱説明書か、サポート窓口で確認してください。
残った水はどうなるか
宅配水を使っていた場合、解約時点で未開封のボトルが残っていることがあります。これらを返品できるか、そのまま使い切ってよいかはサービスによって異なります。
返品できない場合は、飲み切るまでの期間を見込んで解約日を決めるという方法もあります。備蓄として置いておくという考え方もありますが、保管場所と賞味期限の確認は必要です。
保存の目安はウォーターサーバーの水に賞味期限はある?未開封・開封後の目安と保存のコツをご覧ください。
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実質コストで比較したランキングを見る解約せずに済む選択肢もある
使わなくなったから解約する、と決める前に、配送の休止や本数の減量で対応できないかを確認する価値はあります。特に最低利用期間の途中であれば、解約金を払うより休止のほうが安く済む場合があります。
乗り換えを前提にしている場合も、タイミング次第で負担が変わります。判断の目安はウォーターサーバーの乗り換えはいつがベスト?解約金と切り替えタイミングの考え方で解説しています。
解約の連絡はいつすればよいか
多くのサービスでは、解約の申し出から実際の引き取りまでに数週間かかります。引っ越しに合わせて解約する場合は、この期間を見込んでおく必要があります。
目安としては、やめたい月の1か月前には連絡しておくと余裕があります。繁忙期は引き取りの日程が埋まりやすく、希望日に来てもらえないこともあるためです。
引っ越しと重なる場合のスケジュールは引っ越し時のウォーターサーバー手続きはいつやる?2週間前からのスケジュールにまとめています。
引き取り後に確認したいこと
サーバーが家からなくなったあとも、確認しておきたい項目が残っています。
- 最終請求の金額が、事前に聞いていた内容と一致しているか
- 解約金や返却費用が二重に請求されていないか
- 支払い方法がクレジットカードの場合、翌月以降に引き落としが続いていないか
- 会員登録やマイページの扱いがどうなるか
特に3つ目は見落とされやすい項目です。解約手続きが完了していても、決済の停止が翌月以降になることがあります。1〜2か月は明細を確認しておくと安心です。
サーバーがなくなったあとの水をどうするか
解約後、飲み水をどう確保するかも決めておきましょう。水道水に戻る、浄水ポットを使う、ペットボトルを買うといった選択肢があります。
それぞれの手間とコストの違いは浄水ポット・蛇口直結型浄水器とウォーターサーバーの違いは?子育て家庭のコストと手間で比較で比較しています。乳幼児がいるご家庭では、ミルクづくりに使う湯をどう用意するかもあわせて考えておくとよいでしょう。
まとめ
解約を決めたら、解約金・返却費用・最終月の料金という3つを分けて確認してください。返却に費用がかかるサービスもあるため、解約金だけを見て判断すると総額がずれます。
引き取り日までには水抜きなどの準備が必要です。手順は機種によって異なるため、前日までに取扱説明書を確認しておきましょう。最低利用期間の途中であれば、休止で対応できないかも検討する価値があります。
よくある質問
サーバーは自分で運ぶ必要がありますか?
多くは業者が引き取りに来るか、集荷を手配します。自分で発送する形式のサービスもあるため、解約時に確認してください。
水抜きをせずに引き渡すとどうなりますか?
運搬中に水がこぼれる可能性があり、追加の費用を請求される場合があります。指定された状態にしてから引き渡すのが原則です。
解約を申し出てから、いつまで使えますか?
引き取り日までは使えるのが一般的です。ただし配送は止まるため、宅配水の場合は残っている水の分だけになります。
引き取りの立ち会いは必要ですか?
必要な場合がほとんどです。日時を調整することになるため、都合のよい日を早めに伝えておくとスムーズです。

