引っ越しが決まると、電気・ガス・水道の手続きに気を取られて、ウォーターサーバーの手続きは後回しになりがちです。ところが宅配水の場合は配送スケジュールが決まっているため、連絡が遅れると「旧居に水が届いてしまった」「新居で数週間水が使えない」といったことが起こります。
この記事では、いつ何をすればよいのかを時系列で整理します。手続きの種類や解約との比較については引っ越しとウォーターサーバーの手続きガイドもあわせてご覧ください。
最初に決めるのは「使い続けるかどうか」
スケジュールを組む前に、引っ越し先でも同じサービスを使い続けるのかを決めます。判断のポイントは次の3つです。
- 引っ越し先が配送エリアに入っているか(宅配水の場合、エリア外だと継続できないことがあります)
- 新居に設置スペースと電源があるか
- 最低利用期間が残っているか(残っている場合、解約すると解約金が発生することがあります)
エリア外への転居であれば、解約金が免除されるケースもあります。条件はサービスごとに異なるため、必ず契約中の会社に確認してください。
引っ越し2〜3週間前にやること
- 契約中の会社に引っ越しの予定日を連絡する
- 新住所が配送エリアかどうかを確認する
- 住所変更の締切日(次回配送の何日前までか)を聞いておく
- サーバー本体を自分で運ぶのか、業者が回収・再設置するのかを確認する
この時期に確認しておきたいのが、本体の扱いです。会社によっては自分で運搬してよい場合と、故障時の保証対象外になる場合があります。引っ越し業者に運んでもらう場合も、事前に「水を抜いた状態にしておく」など条件が指定されることがあります。
引っ越し1〜2週間前にやること
- 住所変更の手続きを正式に行う(マイページまたは電話)
- 引っ越し前後の配送を一時停止、またはスキップする
- 手元のボトルの本数を数え、引っ越しまでに使い切れる量に調整する
宅配水は水の入ったボトルが重いため、未使用ボトルが多いほど引っ越しの荷物が増えます。逆に減らしすぎると、新居で水が届くまでの数日間に飲む水がなくなってしまいます。小さなお子さんがいる場合は、ミルクや麦茶に使う分を見込んで、1〜2本は残しておくと安心です。
引っ越し前日から当日にやること
- 電源を抜き、本体を十分に冷ます(温水タンクが熱いまま運ぶのは危険です)
- 取扱説明書の手順に沿って、温水・冷水の水抜きを行う
- 受け皿やボトルを外し、本体が倒れないよう固定して運ぶ
水抜きは機種によって手順と所要時間が異なります。温水タンクが冷めるまで数時間かかることもあるため、前日の夜のうちに電源を抜いておくと当日が楽になります。
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実質コストで比較したランキングを見る引っ越し後にやること
- 新居で置き場所を決め、水平で安定した床に設置する
- 電源を入れる前に、説明書で指定された待機時間を守る(横倒しで運んだ場合は特に注意)
- 配送の再開日を確認し、必要ならスキップを解除する
- 浄水型・水道直結タイプの場合は、初回の通水やフィルターの扱いを確認する
設置場所は、引っ越しの荷解きが落ち着く前に仮決めしてしまうと、後から動かすことになりがちです。部屋別の向き不向きはウォーターサーバーはどこに置く?で整理しています。
引っ越しは契約を見直すよいタイミング
引っ越しは、家族構成や生活動線が変わるタイミングでもあります。子どもが大きくなって水の消費量が増えた、逆に卒乳して減った、といった変化があれば、契約内容を見直す機会にもなります。ボトルの運搬や保管場所が負担になっているなら、ボトル交換のない浄水型に切り替える選択肢もあります。
タイプごとの違いは浄水型・水道直結カテゴリと宅配水・天然水カテゴリで比較できます。実質コストを含めた総合比較はウォーターサーバー比較ランキングにまとめています。
宅配水と浄水型で手続きが変わる点
同じウォーターサーバーでも、給水の方式によって引っ越し時にやることが変わります。自分の契約がどのタイプかを確認したうえで、必要な作業を絞り込みましょう。
- 宅配水タイプ:配送の停止と再開、手元のボトルの本数調整、空きボトルの返却方法の確認が中心になります
- 浄水型(タンク補充式):配送の調整は不要ですが、タンクの水抜きとフィルターの扱いを説明書で確認します
- 水道直結型:撤去と新居での再設置に工事を伴うことがあり、日程の調整に時間がかかる場合があります
特に水道直結型は、引っ越しシーズンだと工事の予約が取りにくくなることがあります。転居日が決まった時点で、早めに問い合わせておくと安心です。
よくある失敗と防ぎ方
- 旧居に水が届いてしまう:住所変更の締切日を確認し、締切前に手続きを済ませます
- 水抜きが不十分で運搬中に漏れる:前日の夜に電源を抜き、説明書どおりに時間をかけて水を抜きます
- 新居にコンセントが届かない:内見や下見のときに、設置予定場所のコンセント位置を写真に残しておきます
- 配送再開日を忘れて水を切らす:停止と同時に再開日も決め、カレンダーに登録しておきます
- 設置日が希望どおりに取れない:3月から4月は混み合うため、通常より早めに連絡します
いずれも、事前に一度連絡を入れておけば防げるものばかりです。引っ越しの荷造りが本格化する前に、契約中の会社への連絡を済ませてしまいましょう。
まとめ
ウォーターサーバーの引っ越し手続きは、2〜3週間前の連絡、1〜2週間前の住所変更と配送調整、前日の水抜き、引っ越し後の設置と再開確認という流れで進めるとスムーズです。特に配送の一時停止と手元のボトル本数の調整は、忘れると旧居に水が届くなどの手間につながります。早めに一度連絡を入れておくことが、いちばんの近道です。

