※この記事はウォーターサーバーはどこに置く?設置場所の選び方と必要スペース・安全対策に統合しました。最新の内容はそちらをご覧ください。
ウォーターサーバーを検討するときに、意外とつまずきやすいのが「家のどこに置くか」です。カタログで機種を絞り込んだあとに、コンセントが届かない、通り道をふさいでしまうといった理由で置き場所に悩む方は少なくありません。
この記事では、部屋別のメリットとデメリット、必要になるスペースの考え方、避けたほうがよい場所を整理します。設置後のレイアウトや安全対策についてはウォーターサーバーの設置場所の選び方もあわせてご覧ください。
置き場所を決める3つの基準
置き場所は好みだけで決めず、次の3つを順番に確認すると失敗しにくくなります。
- 動線:一日のうちで水を使う回数が多い場所の近くか
- 電源:延長コードに頼らずコンセントが届くか
- 安全:子どもが本体の背面や温水口に不用意に触れない位置か
子育て家庭の場合、この3つのうち「安全」を最優先にしたうえで、動線と電源を調整していく順番がおすすめです。使いやすさを優先して手の届きやすい場所に置くと、いたずらややけどのリスクが上がってしまうためです。
部屋別に見るメリットとデメリット
| 置き場所 | 向いている点 | 注意したい点 |
|---|---|---|
| キッチン | 調理・調乳・食器洗いの動線に近い | 作業スペースを圧迫しやすい。コンロや炊飯器の蒸気を避ける必要がある |
| リビング・ダイニング | 家族全員が使いやすく、来客時も便利 | 子どもの遊び場に近くなりやすい。通り道をふさがない配置が必要 |
| 洗面所・脱衣所 | 省スペースで生活動線に組み込みやすい | 湿気がこもりやすく、洗濯機との同時使用で電源容量に注意 |
| 寝室 | 夜間の授乳や水分補給がしやすい | 稼働音が気になる場合がある。就寝中の転倒リスクを考える |
| 廊下・玄関 | 居室のスペースを使わずに済む | 寒暖差が大きく結露しやすい。避難経路をふさがないこと |
迷ったときは、まず「一日で一番多く水を使う場所」を書き出してみてください。粉ミルクを作る回数が多い時期ならキッチンや寝室、幼児期でお茶や麦茶を飲む回数が増えているならリビングが候補になります。夜間の授乳が続く時期は、稼働音が気になることもあるため、ウォーターサーバーの音はうるさい?もあわせて確認しておくと安心です。
必要なスペースの目安と測り方
必要な広さは機種によって大きく変わります。当サイトのランキングで紹介しているクリクラ putio のように幅18cm程度の卓上型もあれば、床置き型で30cm前後の幅を必要とするものもあります。まずは候補機種の公式サイトで、幅・奥行き・高さの3つを必ず確認しましょう。
そのうえで、本体サイズにプラスして次の余白を見ておくと、設置後に困りにくくなります。
- 背面と側面の放熱スペース:取扱説明書で間隔が指定されていることが多いため、購入前に確認します
- 前方の作業スペース:やかんや哺乳瓶、水筒を置いて注げる余裕
- 上部の空間:宅配水タイプでボトルを上部にセットする場合、持ち上げる高さが必要です
- メンテナンスの余裕:背面の掃除や、受け皿の取り外しができるか
採寸のときは、実際の設置予定場所にマスキングテープで四角を貼り、数日間そのまま生活してみる方法が分かりやすいです。通り道として不便を感じなければ、その場所は候補として有力といえます。
わが家に合うウォーターサーバーを探すなら
実質コストで比較したランキングを見る避けたほうがよい置き場所
- 直射日光が長時間当たる窓際(水の劣化や本体の負担につながることがあります)
- コンロ・ストーブ・オーブンなど熱源のすぐそば
- 湿気が極端にこもる場所や、水がかかる可能性のある場所
- 傾いた床、カラーボックスなど強度が十分でない台の上
- 本体の背面が、子どもの手の届く向きになる配置
子どもがいる家庭で特に注意したい配置
東京都が実施した商品テスト(2013年3月発表)では、2〜5歳の幼児を対象にした調査で、3歳の子どもがチャイルドロックを解除できた機種が5機種中4機種あったと報告されています。また、背面の金網のすき間から100度以上になるヒーターに手が触れられる機種や、転倒防止用のワイヤーがない機種も確認されました。
同テストの消費者へのアドバイスでも、子どもが背面に接触できないように配置するなどの工夫が必要とされています。壁側に背面を向ける、家具で挟むように置く、といった配置が現実的な対策になります。あわせて、製品評価技術基盤機構(NITE)は、チャイルドロックを操作している様子を子どもに見せないよう呼びかけています。子どもは大人の操作をまねて解除方法を覚えてしまうためです。
やけど対策の詳細はチャイルドロックとやけど対策の記事で解説しています。
置き場所の制約から機種を選ぶという考え方
スペースが限られている場合は、置き場所に合わせて機種を選び直すほうが早いこともあります。参考として、当サイトのランキング上位から、置き場所の観点で特徴のある3機種を挙げます。
| 機種 | タイプ | 置き場所の相性 | 実質月額 |
|---|---|---|---|
| クリクラ putio | 浄水型・卓上 | 幅18cmの卓上型。キッチンの空きスペースに置きやすい | 3,140円〜 |
| エブリィフレシャス | 浄水型・定額 | ボトル交換がなく上部の空間を確保しなくてよい | 3,300円 |
| ハミングウォーター | 浄水型・定額 | 大容量タンクで補充の手間が少なく、動線を選びにくい | 3,300円 |
※実質月額は当サイトのランキングページ掲載値です。最新の料金や仕様は各公式サイトでご確認ください。浄水型と宅配水のどちらが向いているかは、浄水型・水道直結カテゴリと宅配水・天然水カテゴリで比較できます。
まとめ
ウォーターサーバーの置き場所は、動線・電源・安全の3つで考えると整理しやすくなります。子育て家庭では、背面や温水口に子どもが触れにくい配置を優先し、そのうえで使いやすい部屋を選ぶ流れがおすすめです。スペースが足りない場合は、卓上型やボトル交換のない浄水型に候補を広げてみてください。
実質コストを含めた総合的な比較はウォーターサーバー比較ランキングにまとめています。
参考
- 東京くらしWEB「ウォーターサーバーの安全性」 https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/test/waterserver_press.html
- 製品評価技術基盤機構(NITE)「ウォーターサーバー 1.乳幼児のやけどに注意!チャイルドロックの解除」 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/1161.html

