ウォーターサーバーのチャイルドロックは必要?子どものやけど対策と安全な選び方

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小さなお子さまがいるご家庭でウォーターサーバーを検討するとき、気になるのが「温水」によるやけどのリスクです。すぐにお湯が使えるのは調乳やお茶づくりにとても便利ですが、その一方で、好奇心旺盛な赤ちゃんや幼児にとっては危険な場所にもなり得ます。この記事では、公的機関のデータをもとに子どものやけど事故の実態を整理し、チャイルドロックの選び方や設置の工夫など、子育て家庭が知っておきたい安全対策をまとめました。

目次

ウォーターサーバーの温水は何℃?やけどが起きやすい理由

ウォーターサーバーの温水は、コーヒーやカップ麺、調乳などにそのまま使えるよう、一般的に約70〜90℃と高温に保たれています。大人でも数秒触れれば危険な温度で、皮膚の薄い乳幼児では短時間でも重いやけどにつながるおそれがあります。ボタンやレバーを押すだけでお湯が出る手軽さは魅力ですが、その手軽さがそのまま子どもの事故リスクにもなり得る点を理解しておくことが大切です。

実際に報告されている乳幼児のやけど事故

製品評価技術基盤機構(NITE)のデータによると、ウォーターサーバーによる乳幼児のやけど事故は、平成19年5月から平成25年12月までに40件報告されており、そのうち0〜3歳が全体の約9割を占めています。多くは、子どもが自分で温水レバーを操作してしまったケースです。件数としては多くないように見えても、被害の中心が言葉でリスクを理解しにくい年齢に集中している点は見過ごせません。「うちは大丈夫」と思い込まず、事前に対策を考えておくと安心です。

チャイルドロックの種類と選び方のポイント

やけど対策の基本になるのが、温水側のチャイルドロックです。ただし、ロックの仕組みは機種によって差があるため、次のような点を確認しておくとよいでしょう。

  • 温水だけでなく、冷水側もロックできるか
  • ボタンを押しながらレバーを操作するなど、2段階以上の手順が必要か
  • 子どもの手が届きにくい高い位置に解除ボタンがあるか
  • 操作のたびに自動でロックがかかる「常時ロック」タイプかどうか

1つの操作だけで解除できるタイプは、子どもが偶然お湯を出してしまうこともあります。過去には、ロックが十分に機能せず事故につながりリコールとなった例も報告されています。購入・契約の前に、ロックの解除方法を具体的に確認しておくと安心です。

設置場所と使い方でできるやけど対策

機種選びと合わせて、置き方や使い方の工夫も効果的です。日々の暮らしの中で、次のような点を意識してみてください。

  • 子どもがよじ登れる台や家具のそばを避けて設置する
  • ベビーゲートで設置場所そのものに入れないようにする
  • 温水を使ったらすぐにロックをかける習慣をつける
  • コードを引っ張って本体が倒れないよう配線を整理する

特に歩き始めの時期は行動範囲が一気に広がります。サーバーの転倒による事故も報告されているため、やけど対策だけでなく、倒れにくい置き方も意識するとより安心です。

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安全性の目印になる「JDSA適合マーク」

機種の安全性を見分ける手がかりのひとつが、日本宅配水&サーバー協会(JDSA)の「適合マーク」です。JDSAは2016年に乳幼児の火傷事故防止を目的とした安全基準(ガイドライン)と適合マーク制度を設けており、操作に必要な力や手順などについて基準を満たした製品にマークが表示されます。すべての機種に付いているわけではありませんが、子育て家庭がサーバーを選ぶ際の一つの目安として確認してみるとよいでしょう。

子どもが自分で水を注げるようになる段階については、子どもが自分でウォーターサーバーを使えるのはいつから?安全に任せる準備で詳しく扱っています。

まとめ

ウォーターサーバーの温水は約70〜90℃と高温で、0〜3歳を中心に乳幼児のやけど事故が報告されています。とはいえ過度に恐れる必要はなく、チャイルドロックの仕組みを確認し、設置場所や使い方を工夫することでリスクは大きく減らせます。安全性と使い勝手、そして実質コストのバランスを見ながら、ご家庭に合った一台を選んでみてください。

子育て家庭向けの選び方やコスパ比較は、以下のページもあわせてご覧ください。


参考


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この記事を書いた人

水が美味しい田舎出身の30代男性。ミネラルウォーターより美味しい水道水を飲んで育ったことで、東京に住んでから水に並々ならぬこだわりを持つように。ペットボトルの水は「いろはす」派。たまに健康に気遣ってシリカ入りの水を飲むことも。

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