浄水型のウォーターサーバーで、月々の負担をできるだけ抑えたい。そう考えたときに候補に挙がりやすいのが、ハミングウォーターとTOKAI しずくりあです。当サイトの試算ではハミングウォーターが実質月額3,300円、しずくりあが2,640円から。金額だけ見ればしずくりあが有利です。
ところが契約条件を並べると、印象はかなり変わります。ハミングウォーターは2年契約で解約金16,500円、しずくりあは5年契約で解約金11,000〜55,000円。この記事では、子育て家庭がどちらを選ぶべきかを条件別に整理します。
条件を並べて比較する
当サイトのランキングページに掲載している条件は次のとおりです。
| 項目 | ハミングウォーター | TOKAI しずくりあ |
|---|---|---|
| タイプ | 浄水型・定額 | 浄水型・低価格 |
| 実質月額 | 3,300円 | 2,640円〜 |
| 契約期間 | 2年 | 5年 |
| 解約金 | 16,500円(2年未満) | 11,000〜55,000円 |
| 特徴 | 料理にもたっぷり使える大容量タンク、再加熱・チャイルドロック対応 | 業界屈指の低価格ラインナップ、浄水型でボトル交換の手間なし |
※実質月額・解約金は当サイトのランキングページ掲載値です。最新の料金や仕様は各公式サイトでご確認ください。
この2つは、性格がはっきり分かれています。ハミングウォーターは「縛りが軽く、機能が厚い」。しずくりあは「安いが、長く使う前提が強い」。どちらが合うかは、家計の優先順位と生活の見通しで決まります。
契約の重さは3倍近く違う
契約期間はハミングウォーターが2年、しずくりあが5年です。差は3年あります。子育て中の3年は、住まいも生活リズムも大きく変わりうる長さです。
解約金も、ハミングウォーターは16,500円と金額が一つに定まっているのに対し、しずくりあは11,000〜55,000円と幅があります。上限で比べると3倍以上の開きです。
当サイトのランキングでは、ハミングウォーターを「解約金がやさしい安心枠」として別枠でも紹介しています。比較した定額浄水型のなかでは、もっとも縛りが軽い部類だと評価しているためです。
月額差を年数で換算してみる
実質月額の差を660円として計算すると、1年で約7,920円、2年で約15,840円、5年で約39,600円になります。
ここで注目したいのは、2年時点の差額15,840円が、ハミングウォーターの解約金16,500円とほぼ同じ水準だという点です。つまり「2年でやめる可能性がある」なら、安さのメリットはほぼ相殺されると考えられます。
逆に5年使い切れるなら、差は約4万円まで開きます。安さを取りにいく判断が意味を持つのは、この長さを走り切れる場合に限られます。
これらは当サイト掲載値をもとにした単純計算です。実際の解約金は経過年数やプランで変わるため、必ず公式サイトの規約を確認してください。
機能面の違い:料理でどれだけ使うか
ハミングウォーターは大容量タンクと再加熱機能を特徴として挙げています。汁物や炊飯、離乳食づくり、麦茶づくりなど、一度にまとまった量を使う場面が多いご家庭では、この差が毎日の使い勝手に出ます。
しずくりあは低価格ラインナップが軸で、浄水型としてボトル交換の手間がない点を打ち出しています。飲用が中心で、調理にはあまり使わないご家庭であれば、機能差はそれほど問題になりません。
料理での使いどころについてはウォーターサーバーの水は料理に使える?炊飯・汁物での使いどころと水代の考え方で詳しく解説しています。
わが家に合うウォーターサーバーを探すなら
実質コストで比較したランキングを見る条件別のおすすめ:どちらを選ぶべきか
ハミングウォーターが向いているご家庭
- 5年先の住まいまでは読めない
- 料理や離乳食づくりで水をよく使う
- 初めてのウォーターサーバーで、合わなければやめる可能性を残したい
- 解約金の金額をはっきりさせておきたい
契約が2年で区切れる点と、解約金が16,500円に定まっている点が安心材料です。実際の口コミから見えた不満点はハミングウォーターは最悪?「後悔した」の口コミを分析してわかった不満の中身にまとめています。
TOKAI しずくりあが向いているご家庭
- 持ち家などで、5年住み続ける見込みが立つ
- 毎月の固定費を1円でも下げたい
- 水は飲用が中心で、調理にはあまり使わない
- 契約期間の長さは気にならない
5年を走り切れる前提が立つなら、月額の安さはそのまま家計に効いてきます。安さの裏側にある条件はしずくりあは安すぎて後悔する?口コミ分析でわかった月2,640円のからくりと注意点で確認しておくとよいでしょう。
判断に迷ったときの考え方
この2つで迷う場合、月額の差である660円を「保険料」と捉えると整理しやすくなります。
毎月660円多く払うことで、契約期間が3年短くなり、解約金の上限も大きく下がる。これを高いと見るか、安心料として妥当と見るか。ここが最終的な分かれ目です。
子育て中は予定が変わりやすいため、迷ったときは縛りの軽いほうを選んでおくと後悔しにくい、というのが当サイトの立場です。
浄水型に共通する前提も押さえておく
どちらを選んでも、浄水型である以上は共通する条件があります。水道水を注いで使うため宅配の受け取りは発生しませんが、代わりに定期的なフィルター交換が必要です。交換を忘れると浄水の性能が落ちるため、頻度と費用は事前に把握しておきましょう。
また、当サイトの実質月額は月額料金に水代・電気代を加え、初期費用を36か月で割った額を足し、特典割引を差し引いて算出しています。公式サイトに表示される月額とは基準が異なるため、比較の際は同じものさしで並べることが大切です。
浄水型全体の仕組みや、宅配水との違いを整理したい場合は浄水型と宅配水の違いを徹底比較|子育て家庭にはどっちが向いてる?もあわせてご覧ください。
契約前に確認しておきたいチェックリスト
どちらに決めるにしても、申し込みの前に次の項目を確認しておくと、あとで「知らなかった」となる事態を避けられます。
- 最低利用期間が何年で、いつ満了するのか
- 経過年数ごとの解約金が具体的にいくらか
- フィルター交換の頻度と、その費用が月額に含まれるかどうか
- 設置予定の場所に必要なスペースと電源があるか
- 引っ越し時の手続きと、その際の費用負担
特に解約金は、契約直後にやめた場合の金額を必ず確認してください。しずくりあのように幅がある場合は、最悪のケースを把握したうえで判断するのが安全です。
まとめ
しずくりあは実質月額2,640円からと安く、5年使い切れるご家庭には有利です。ハミングウォーターは3,300円と高めですが、契約期間2年・解約金16,500円と縛りが軽く、大容量タンクで調理にも使いやすい設計です。
2年でやめる可能性があるなら安さのメリットは相殺されます。5年の見通しが立つかどうかを最初に考えて、そこから逆算して選ぶのが確実です。他の機種も含めた比較は浄水型・水道直結ウォーターサーバーの比較をご覧ください。
よくある質問
毎月660円の差は大きいですか?
年間で約7,920円です。判断はご家庭の家計次第ですが、途中解約の可能性を考えると、解約金の差のほうが金額として大きくなる場合があります。契約期間まで含めた総額で比べるのがおすすめです。
どちらもチャイルドロックはありますか?
ハミングウォーターはチャイルドロック対応と明記されています。しずくりあについては機種によって仕様が異なるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
2年契約と5年契約、更新後はどうなりますか?
一般的には最低利用期間を過ぎると解約金がかからなくなりますが、更新のたびに新たな期間が発生する契約もあります。更新後の扱いはサービスごとに異なるため、規約で確認が必要です。
浄水型なので、どちらも断水時は使えませんか?
水道水を使う仕組みのため、断水すると水を出せません。防災を重視する場合は、宅配水のようにボトルが備蓄になるタイプもあわせて検討するとよいでしょう。

