ウォーターサーバーの口コミでよく見かける悩みのひとつが、「ボトル交換が重くて大変」という声です。特に子育て家庭では、赤ちゃんを抱っこしながら家事をこなす場面も多く、重いボトルの持ち上げは想像以上の負担になることがあります。
この記事では、ボトル交換が大変と言われる理由を整理したうえで、交換の負担を減らせるサーバーの選び方と、子育て家庭ならではのチェックポイントを紹介します。導入前に知っておくことで、「こんなはずじゃなかった」を防ぎやすくなります。
ボトル交換が「大変」と言われる理由
宅配水のボトルには複数のサイズがあり、クリクラの公式サイトでは宅配ボトルとして12リットルと5.8リットルの2種類が紹介されています。水は1リットルでおよそ1キログラムなので、12リットルのボトルなら水だけで12キログラム前後。2Lのペットボトル6本分をひとかたまりで持ち上げるイメージです。さらに、サーバー上部にボトルを設置するタイプでは、この重さを胸から肩の高さまで持ち上げて、差込口に合わせてセットする必要があります。
交換の頻度は使用量によりますが、家族でしっかり使うご家庭ほど交換回数も増えます。1回ごとの負担は小さくても、毎週のように続くと「地味にしんどい家事」になりやすいのが実情です。
子育て家庭で特に負担になりやすい場面
同じボトル交換でも、家庭の状況によって大変さは変わります。子育て家庭では、次のような場面で負担を感じやすいでしょう。
- 妊娠中で重い物を持つのを避けたい時期
- 赤ちゃんのお世話で腰や腕に疲れがたまっているとき
- パートナーの帰りが遅く、交換をひとりで担当しがちなとき
- 子どもが足元にまとわりつく中で、重い物を持ち上げるとき
「交換は力のある人がやればいい」と考えていても、実際には在宅時間の長い人に偏りがちです。誰が・どのくらいの頻度で交換するのかを、導入前に家族で話し合っておくことをおすすめします。
また、交換のタイミングを少し工夫するだけでも負担感は変わります。たとえば、子どもがお昼寝している間や、家族がそろっている週末にまとめて交換する、床にマットを敷いてボトルを一度置いてから姿勢を整えてセットする、といった小さな工夫でも、腰への負担やヒヤッとする場面を減らせます。無理な姿勢で一気に持ち上げないことが、長く続けるコツです。
負担を減らす選び方①ボトル下置きタイプ
サーバーの下部(足元)にボトルをセットするタイプなら、重いボトルを高く持ち上げる必要がありません。床の近くでボトルを滑り込ませるように設置できるため、持ち上げ動作が苦手な方や妊娠中の方でも扱いやすいのが特長です。
ただし、下置きタイプはサーバー本体の構造上、機種の選択肢が上置きタイプより少なめだったり、レンタル料の条件が異なったりする場合があります。交換のラクさと月々のコストをあわせて比較しましょう。
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実質コストで比較したランキングを見る負担を減らす選び方②軽量パック・小容量ボトル
メーカーによっては、大容量ボトルより小さいサイズを用意しています。クリクラの公式サイトでは、5.8リットルボトルは12リットルボトルの約半分の重さでコンパクトだと紹介されています。ふじざくら命水の公式サイトでは、基本プランの容量として11.5リットルと9リットルが案内されています。1回あたりの重さが軽くなるため、力に自信がない方でも扱いやすくなります。
一方で、容量が小さいぶん交換の回数は増えやすく、水の単価もボトルのサイズによって変わることがあります。「1回の重さ」と「交換の頻度」のどちらを優先したいか、ご家庭の使い方に合わせて考えてみてください。
容器のタイプで「交換後の手間」も変わる
交換の負担を考えるとき、見落としやすいのが「空になった容器をどうするか」です。ここは容器のタイプによって扱いが変わります。
回収して再利用するタイプ
クリクラの公式サイトでは、12リットルボトルは使用後に回収・洗浄して再利用するボトルを採用していると紹介されています。丈夫でつぶれにくいため備蓄にも向く一方、空になったボトルは回収日まで家に置いておくことになります。
同じ公式サイトでは、5.8リットルボトルは使用後につぶすことができ、空ボトルは専任の配送員が回収すると案内されています。ボトルの価格は12リットルが1本1,590円(税込)、5.8リットルが1本930円(税込)と記載されています。
使い切りで回収がないタイプ
ふじざくら命水の公式サイトでは、お水の容器にバッグインボックスを採用していると案内されています。ダンボール素材の箱に水の入ったビニールパックが入った容器で、ワンウェイ方式のためボトルの回収がなく、飲み切った後は家庭ごみやリサイクルごみとして処分できる、と記載されています。
同じ公式サイトには、未使用の箱は最大5箱まで積み重ねられるため保管場所をとらないこと、ビニールパックにコックが付いていてサーバーを使わなくても給水できることも書かれています。
どちらが向いているかは家の事情で決まる
空容器を置くスペースが取りにくい家なら、回収のない使い切りタイプのほうが気が楽です。反対に、ごみを増やしたくない、備蓄用に丈夫な容器を置いておきたいという場合は、回収・再利用のタイプが合います。重さだけでなく、交換したあとの置き場所まで含めて考えると選びやすくなります。
※記載の料金・仕様は2026年10月時点で各社公式サイトに掲載されていた内容です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
交換自体をなくす選択肢:浄水型・水道直結型
そもそもボトル交換という作業をなくしたい場合は、浄水型(水道水補充型)や水道直結型のウォーターサーバーが候補になります。浄水型は水道水をタンクに注ぐだけ、水道直結型は給水の手間そのものがありません。重い物を持ち上げる場面がなくなるため、妊娠中や産後の時期でも扱いやすい方式です。
浄水型・水道直結型の機種は浄水型・水道直結サーバーの一覧で紹介しています。天然水へのこだわりがある場合は、下置きや軽量パックのある宅配水・天然水サーバーの一覧から探すのがおすすめです。
浄水型のサーバーは、水道水を自分でタンクに注いで使います。エブリィフレシャスの公式サイトのスペック比較表では、タンク容量はトールとトールカフェが合計8.7L、ライトが合計9.5L、ミニが合計5.0Lと記載されています。12リットルのボトルを持ち上げる動作そのものがなくなり、注ぐ量も自分で調整できます。
ただし浄水型はフィルターの交換があります。同じスペック比較表では、浄水フィルターの交換は1年に1回と案内されています。ハミングウォーターの公式サイトの料金ページでは、浄水フィルターは8ヶ月に1回の交換時期に合わせて定期的に届けると記載されており、交換の周期は会社によって違います。
※記載の仕様は2026年10月時点で各社公式サイトに掲載されていた内容です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
交換以外にもチェックしたいポイント
ボトルまわりの負担は、交換作業だけではありません。あわせて次の点も確認しておくと安心です。
- 空ボトルの扱い:つぶして資源ごみに出せる使い捨てタイプか、次回配送時に回収されるリターナブルタイプかで、保管の手間が変わります
- ストックの置き場所:未使用ボトルの保管スペースが確保できるか、直射日光を避けられるか
- 配送の受け取り:玄関までの動線や、置き配・宅配ボックスの可否
特に収納が限られる住まいでは、ボトルのストックと空ボトルの両方の置き場所を想定しておくと、導入後のストレスを減らせます。
ボトルを持ち上げずに済む下置き型は、交換の負担を減らす代表的な選択肢です。ただし、かがんだ姿勢での作業や停電時の給水など、知っておきたい弱点もあります。詳しくはウォーターサーバーの下置き型は本当にラク?デメリットと上置き型との違いで整理しています。
まとめ
ボトル交換の負担は、「下置きタイプを選ぶ」「軽量パックを選ぶ」「浄水型で交換自体をなくす」という3つの方向で軽くできます。どれが合うかは、水の使い方や住まいの環境、家族の分担によって変わるため、交換のラクさだけでなく月々のコストとあわせて比較するのがおすすめです。
月額料金・水代・電気代まで含めた実質コストでの比較は、ウォーターサーバー実質コストランキングでチェックできます。ご家庭に合った1台選びの参考にしてみてください。
よくある質問
12リットルのボトルは誰でも持ち上げられますか?
体格や体調によって変わるため、一律には言えません。水は1リットルでおよそ1キログラムなので、12リットルなら水だけで12キログラム前後になります。不安がある場合は、ボトルを下に置くタイプや小容量のボトル、あるいは水を注ぐ浄水型を検討すると負担を抑えられます。
小さいボトルにすると水の値段は高くなりますか?
同じ量を買うときの単価は、ボトルのサイズによって変わります。クリクラの公式サイトでは、12リットルボトルが1本1,590円(税込)、5.8リットルボトルが1本930円(税込)と案内されています。
空になったボトルは返さないといけませんか?
容器のタイプによって異なります。クリクラの公式サイトでは使用後のボトルを回収・洗浄して再利用すると紹介されており、ふじざくら命水の公式サイトではワンウェイ方式でボトルの回収はないと案内されています。
妊娠中や産後でも交換できますか?
重いものを持ち上げる動作は体に負担がかかります。体調に不安があるときは無理をせず、ボトルを下に置くタイプや浄水型のように重いものを持ち上げない方式を選ぶのが安心です。気になる症状があるときは、かかりつけの医師に相談してください。
浄水型ならフィルターの手間もありませんか?
水のボトル交換はなくなりますが、フィルターの交換は必要です。エブリィフレシャスの公式サイトのスペック比較表では1年に1回、ハミングウォーターの公式サイトでは8ヶ月に1回の交換時期に合わせて届けると記載されています。
参考
- クリクラ公式サイト「ウォーターサーバーは何リットルが一般的?」:https://www.crecla.jp/article/000158/
- ふじざくら命水公式サイト「よくある質問」:https://www.fujizakurameisui.jp/faq/
- エブリィフレシャス公式サイト「スペック比較表」:https://every.frecious.jp/spec/
- ハミングウォーター公式サイト「料金・ご利用案内」:https://www.hummingwater.com/price/

