離乳食が始まる時期は、調乳に加えて毎日の食事づくりの手間がぐっと増えるタイミングです。おかゆを炊いたり、野菜をゆでてすりつぶしたり、フリーズドライの食材をお湯で戻したりと、量は少ないのに意外と時間がかかります。
そんな離乳食期に「ウォーターサーバーがあると助かった」という声は少なくありません。一方で、「離乳食にサーバーの水を使ってもいいの?」「どんな水を選べばいいの?」と気になる方もいるはずです。この記事では、離乳食作りでのウォーターサーバーの活用シーンと、水選びやお手入れの注意点を整理します。
離乳食作りにウォーターサーバーが役立つ理由
離乳食作りでは、少量のお湯を1日に何度も使う場面が出てきます。ウォーターサーバーがあると、次のような手間を減らしやすくなります。
- フリーズドライのおかゆや粉末のだし・スープをお湯でさっと戻せる
- そのつどお湯を沸かす必要がなく、赤ちゃんを待たせる時間が短くなる
- 冷水と温水を組み合わせて、加熱した離乳食の粗熱取りや温度調整がしやすい
特に市販のベビーフードを活用するご家庭では、「お湯で溶くだけ」の商品が多いため、温水がすぐ使えるメリットを感じやすいでしょう。
離乳食に使う水はどんな水がよい?
赤ちゃんに使う水は、ミネラル分の少ない「軟水」が基本と考えられています。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」でも、ミネラルの多い硬水は乳児の体に負担となる場合があることに触れられています。日本の水道水や国内で採水される天然水の多くは軟水ですが、輸入のミネラルウォーターなどには硬度の高いものもあるため、表示を確認しておくと安心です。
ウォーターサーバーの水は、大きく分けてRO水(不純物やミネラルを取り除いた水)と天然水があります。RO水はミネラルがほとんど含まれないため赤ちゃん向きとされることが多く、国産の天然水も多くは軟水です。いずれの場合も、硬度がどの程度かを事前に確認しておくとよいでしょう。
時期別の活用シーン
離乳初期(生後5〜6か月頃)
厚生労働省のガイドでは、離乳の開始は生後5〜6か月頃が適当とされています。この時期はなめらかにすりつぶした10倍がゆや野菜のペーストが中心で、水分を足しながらのばす場面が多くあります。少量ずつお湯を使えるサーバーは、この「ちょっとだけ欲しい」に応えやすい存在です。
中期〜完了期
食べられる食材が増えてくると、だしを溶いたり、うどんをやわらかく煮たり、湯冷ましで水分補給をしたりと、水の出番はさらに増えます。ストローマグの練習用に冷水を少しだけ注ぐ、といった使い方もしやすくなります。
わが家に合うウォーターサーバーを探すなら
実質コストで比較したランキングを見る使うときの注意点
- 温水は出したてだと熱いため、必ず人肌程度まで冷ましてから赤ちゃんに与える
- 注ぎ口や受け皿は汚れがたまりやすいので、こまめに拭き取りなど日常のお手入れをする
- 作り置きした離乳食は常温に置かず、冷蔵・冷凍で保存して早めに使い切る
サーバー本体の衛生管理については、ウォーターサーバーのお手入れ方法の記事でも詳しく紹介しています。
浄水型と宅配水、離乳食作りではどう違う?
浄水型(水道水補充型・水道直結型)は、月額定額で使う量を気にせず使えるのが特徴です。離乳食は「少量を何度も」使うため、量を気にしなくてよい安心感があります。水道水がベースなので、基本的には軟水です。
宅配水はRO水や天然水を選べるのが魅力ですが、ボトルの残量や注文ノルマとの兼ね合いは考えておきたいところです。どちらのタイプでも離乳食作りには活用できるため、月額料金だけでなく水代・電気代まで含めた実質コストで比較するのがおすすめです。
よくある疑問
湯冷まし(白湯)はサーバーの水でよい?
ウォーターサーバーの冷水・温水はタンク内で温度管理されているため、湯冷ましづくりにも使いやすい存在です。冷水と温水を混ぜれば、飲みやすい温度にすぐ調整できます。メーカーが「そのまま飲める」としている水であれば基本的にそのまま使えますが、気になる場合は一度沸騰させてから冷ます方法でもかまいません。
大人と同じ水を使ってよい?
基本的には、同じサーバーの水を家族みんなで使えます。ただし、硬度の高い輸入ミネラルウォーターを併用しているご家庭では、赤ちゃんの分は軟水を選ぶなど分けて考えると安心です。迷ったときは、パッケージや公式サイトの硬度表示を目安にしてみてください。離乳食期は大人の食事から取り分けて薄める場面も増えるので、キッチンの近くにサーバーがあると動線もスムーズです。
まとめ
離乳食期は、少量のお湯や湯冷ましを何度も使う時期です。ウォーターサーバーがあれば食事の準備がスムーズになり、赤ちゃんを待たせる時間も減らしやすくなります。水は軟水を基本に、温度と衛生に気をつけて活用してみてください。
機種選びで迷ったら、実質コストで比較したランキングをご覧ください。タイプ別の特徴は浄水型・水道直結タイプと宅配水・天然水タイプのページで、調乳での使い方は赤ちゃんのミルク作りの記事で紹介しています。
参考
- 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)|厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

