年末年始の帰省や家族旅行で、数日から1週間ほど家を空ける。そんなとき、ウォーターサーバーはそのままにしておいてよいのか迷う方は少なくありません。宅配水なら不在中に届く水をどうするか、浄水型なら電源やタンクの水をどう扱うかなど、出発前に決めておきたいことがいくつかあります。
この記事では、乳幼児のいるご家庭を想定して、長期不在の前後にやっておきたい準備を整理します。作業自体は数分で済むものばかりですが、出発前でないと間に合わない手続きもあります。
長期不在で困りやすいのは「配送」「電源」「水」の3つ
留守にする期間が長くなるほど、ウォーターサーバーまわりで気になる点は次の3つに集約されていきます。
- 配送:宅配水の場合、留守中にボトルが届いてしまう
- 電源:不在中も加熱・冷却を続けることになり、電気代が気になる
- 水:タンクやボトルの中の水を、帰宅後もそのまま飲んでよいか判断しづらい
このうち、出発前に必ず手を打っておきたいのが配送です。電源と水の扱いは帰宅後にリカバリーできますが、配送は日付が決まっているため、締め切りを過ぎると変更できないことがあります。まずは配送から確認していきましょう。
宅配水は「不在中の配送」を先に決めておく
休止・スキップの申し込みには締め切りがある
宅配水のサービスでは、次回配送の一時停止(スキップ)や、一定期間のお届け休止を申し込めるのが一般的です。ただし、申し込みの締め切りは配送予定日の数日前に設定されていることが多く、直前では間に合わないケースがあります。旅行の日程が決まった段階で、マイページや会員サイトから配送予定日を確認し、必要ならその場で変更しておくのが確実です。
注意したいのは、休止の扱いがサービスごとに異なる点です。一定期間以上の休止に手数料がかかる場合や、休止中も月額のサーバーレンタル料が発生する場合があります。契約中のサービスの規約を一度確認しておきましょう。
受け取り方そのものを見直す選択肢もある
留守がちなご家庭では、そもそも「受け取りに気を使う」こと自体が負担になりがちです。置き配に対応しているか、玄関前に置いてもらった場合に直射日光が当たらないかなど、確認しておきたい点をまとめた記事もあわせてご覧ください。
詳しくは宅配水の受け取りが負担なときは?置き配・不在時の対応と受け取り不要という選択肢で解説しています。留守が多いご家庭ほど、受け取り前提のサービスかどうかが使い勝手を左右します。
電源は切る?入れたまま?判断のポイント
数日程度の不在であれば、電源を入れたままにしておく方が扱いはシンプルです。エコモードや省エネ機能が付いた機種なら、消費電力を抑えたまま運転を続けられます。一方、1週間を超えるような長期の不在では、電源を切って電気代を抑えたいと考える方もいるでしょう。
ただし、電源のオフとその後の再開手順は、機種によって推奨される方法が異なります。冷水タンクの水を抜くよう案内している機種もあれば、電源を切ったまま長期間放置しないよう注意している機種もあります。自己判断で操作せず、必ず取扱説明書やメーカーの案内を確認してから決めてください。判断に迷う場合は、サポート窓口に不在期間を伝えて聞くのがいちばん早い方法です。
なお、浄水型(水道直結・給水タンク型)は宅配水と違って留守中の配送がないため、長期不在との相性は比較的良いといえます。タイプごとの違いは浄水型・水道直結ウォーターサーバーの比較で確認できます。
留守が多い、あるいはボトルの受け取り自体を減らしたいというご家庭では、浄水型を候補に入れる価値があります。当サイトのランキングで1位としている浄水型のエブリィフレシャスは、使い放題で実質月額3,300円という水準です。※実質月額は当サイトのランキングページ掲載値です。最新の料金や仕様は各公式サイトでご確認ください。
一方で、浄水型にも定期的なフィルター交換や最低利用期間といった注意点があります。導入前に知っておきたい点はエブリィフレシャスのデメリットは?口コミ分析でわかった真相にまとめています。
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長期の不在から戻ったら、いきなり赤ちゃんのミルクや飲み水に使うのではなく、ひと手間かけてから使い始めると安心です。目安として、次の順番で確認するとスムーズに再開できます。
- 電源を切っていた場合は、まず電源を入れて冷水・温水が設定温度になるまで待つ
- 注ぎ口まわりを、清潔な布やキッチンペーパーで拭く
- コップ数杯分の水を出して捨て、タンクにたまっていた水を入れ替える
- 水受けトレイにたまった水を捨てて洗う
- 宅配水の場合、休止していた配送を再開する手続きをする
長期不在は「水の備え」を見直すきっかけにもなる
帰省や旅行の準備をしていると、家にどれくらい水のストックがあるかを意識する機会が生まれます。農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」では、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上を要するケースが多いことを踏まえ、最低3日分から1週間分を人数分そろえておくことが望ましいとされています。
宅配水はボトルがそのまま備蓄になる一方、留守中の配送調整が必要です。浄水型は配送の手間がない代わりに、断水時のストックはありません。長期不在の前後は、その相性を考え直すよいタイミングです。
まとめ
長期不在でやることは、突き詰めれば「配送を止める」「電源をどうするか決める」「帰宅後に水を入れ替える」の3つです。このうち締め切りがあるのは配送だけなので、旅行や帰省の日程が決まった時点で先に手続きを済ませてしまうのが確実です。電源の扱いは機種によって推奨が異なるため、取扱説明書やサポート窓口で確認してから判断してください。
よくある質問
1週間の帰省なら電源は切ったほうがいいですか?
電気代の面では切るほうが有利ですが、推奨される扱いは機種によって異なります。冷水タンクの水を抜くよう案内している機種もあるため、取扱説明書やメーカーのサポート窓口で確認してから判断してください。数日程度であれば、エコモードを使いつつ入れたままにする方が手間はかかりません。
留守中に届いてしまった宅配水のボトルは飲めますか?
未開封でも、直射日光の当たる場所や高温になる場所に長時間置かれていた可能性があります。保管環境が不明な場合は無理に使わず、サービスの窓口に相談するのが安全です。
配送を休止している間も料金はかかりますか?
サービスによって扱いが異なります。サーバーレンタル料は休止中も発生する契約が多く、一定期間を超える休止に手数料を設けている場合もあります。金額は大きくないことが多いものの、契約中のサービスの規約を一度確認しておくと安心です。
帰宅後、最初の水はどれくらい捨てればよいですか?
明確な決まりはありませんが、コップ数杯分を出してタンク内の水を入れ替えるのが一般的な目安です。特に赤ちゃんのミルクに使う場合は、注ぎ口まわりを拭いてから新しい水に入れ替えると安心して使えます。

