ウォーターサーバーを導入したものの1年ほどでやめた家庭と、5年以上続いている家庭。この違いはどこから生まれるのでしょうか。機種の良し悪しというより、契約前の見積もりと生活の合致度に原因があることが多いようです。
この記事では、やめた理由として挙がりやすいものと、続いている家庭に共通する条件を整理します。これから導入を考えている方が、自分の家庭がどちらに近いかを判断する材料になれば幸いです。
やめる理由として挙がりやすいもの
解約に至る理由は、おおむね次のいずれかに集約されます。
- 思っていたより費用がかかった
- 水を使いきれず、ボトルがたまっていった
- 受け取りの日程調整が負担になった
- 置き場所が生活動線の邪魔になった
- 子どもが成長し、当初の目的(ミルクづくり)がなくなった
注目したいのは、どれも「機種が悪かった」という話ではないことです。導入前の想定と実際の生活がずれた結果、続かなくなっているケースがほとんどです。
費用のずれはなぜ起きるか
もっとも多いのが費用の想定違いです。公式サイトに表示されている月額は、サーバーレンタル料だけを指していることがあります。実際には水代、電気代、初期費用が加わります。
当サイトが実質コストという考え方を採っているのはこのためです。月額料金に水代・電気代を足し、初期費用を36か月で割った額を加え、特典割引を差し引いて比較しています。
考え方の詳細はウォーターサーバーの実質コストとは?月額料金だけで選ぶと後悔しやすい理由で解説しています。契約前にこの計算をしておくと、あとから「思ったより高い」となる事態を避けられます。
使いきれないという問題
宅配水では、一定期間内に決められた本数を注文する仕組みが設けられていることがあります。家族の消費量がこれを下回ると、ボトルがたまっていきます。
特に、ミルク期を過ぎた家庭で起こりやすい現象です。導入時は消費量が多かったのに、卒乳後に激減して余るようになるという流れです。
卒乳後の使い道は卒乳後もウォーターサーバーは必要?子育て家庭の活用アイデアと見直し方で扱っています。目的を切り替えられた家庭は、そのまま続く傾向があります。
続いている家庭に共通すること
長く使い続けているご家庭には、いくつか共通点があります。
- 飲用以外の使い道(料理・麦茶づくりなど)が定着している
- 置き場所が生活動線に沿っていて、使うのが自然になっている
- 水の消費量に対して、契約内容が無理なく合っている
- 受け取りや補充の作業が、負担として意識されていない
要するに、生活の一部として組み込まれているかどうかです。「わざわざ使う」ものになっている場合は、いずれ使われなくなります。
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実質コストで比較したランキングを見る導入前に確認しておきたいこと
やめる理由の多くは、契約前に確認しておけば防げるものです。次の点を先に押さえておくと、判断の精度が上がります。
- 実質コストで月いくらになるか(水代・電気代込み)
- 最低利用期間と、期間内解約の金額
- 注文ノルマの有無と、家族の消費量が足りるか
- 置き場所が決まっていて、動線を邪魔しないか
- 受け取りや補充を、誰がいつやるか
この5つに答えられる状態であれば、導入後に「こんなはずでは」となる可能性はかなり下がります。
タイプ選びのミスマッチも原因になる
宅配水と浄水型では、続かなくなる理由が異なります。自分の家庭がどちらでつまずきやすいかを知っておくと、選ぶ段階で回避できます。
宅配水でやめる原因は、受け取り・ボトル交換・注文ノルマに集中します。共働きで日中不在が多い、力仕事が難しい、消費量が読めないというご家庭では、この3つが重なりやすくなります。
浄水型でやめる原因は、タンクへの水の補充とフィルター交換です。作業自体は軽いものの、毎日または定期的に発生するため、面倒に感じると使わなくなります。
タイプごとの違いは浄水型と宅配水の違いを徹底比較|子育て家庭にはどっちが向いてる?で整理しています。
置き場所が原因で使われなくなるケース
意外に多いのが、置き場所が理由で使わなくなるパターンです。動線から外れた部屋の隅に置くと、わざわざそこまで行く必要が生まれます。
キッチンからも、リビングの座る場所からも遠い。そういう配置だと、結局ペットボトルや水道水で済ませるようになります。
置き場所の決め方はウォーターサーバーはどこに置く?設置場所の選び方と必要スペース・安全対策をご覧ください。導入前に動線を確認しておくことが、続けるための前提になります。
まとめ
やめる理由は、費用の想定違い、水を使いきれない、受け取りの負担、置き場所、目的の消失に集約されます。いずれも機種の性能ではなく、契約前の見積もりと生活の合致度に原因があります。
続いている家庭は、飲用以外の使い道が定着し、置き場所が動線に沿っています。導入前に実質コストと契約条件、置き場所と消費量を確認しておけば、続く可能性は高くなります。
よくある質問
契約前に消費量を見積もるにはどうすればよいですか?
1週間、家庭で飲む水と料理に使う水の量を記録してみるのが確実です。ペットボトルの本数を数えるだけでも目安になります。
使わなくなったら、すぐ解約したほうがよいですか?
最低利用期間の途中であれば解約金が発生します。まずは配送本数を減らす、休止するといった調整を試し、それでも使わない場合に解約を検討してください。
やめた家庭は、そのあとどうしているのですか?
水道水に戻る、浄水ポットに切り替える、ペットボトルを買うなど、選択はさまざまです。それぞれの手間とコストの比較は当サイトの関連記事で扱っています。
一度やめても、また契約できますか?
多くの場合は再契約が可能です。ただし初回限定の特典が適用されないことがあるため、条件は申し込み前に確認してください。

